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家庭用血圧計を使いたい---上腕カフ型がお勧め 朝食前と就寝前に測定

平成21年3月30日掲載

質問

血圧が高いと言われ、家で血圧を測定することになりました。いろいろな家庭用血圧計が販売されていますが、測定にあたっての注意点などを教えてください。

回答

血圧計の種類は「上腕カフ型」(上腕に腕帯を巻く型)がお勧めです。カフはその中心が心臓の高さになるように巻きます。

測定は、1日1回の場合には朝、起床後1時間以内、排尿後(朝食と降圧薬内服の前)、座位で1~2分の安静後に測定しますが、できれば夜もう1回就寝前に1~2分の安静後に測定してください。

測定値は、一般に1回目が高く、2、3回目は低くなります。3回以上測る必要はなく、測定値は全て記録してください。

測定頻度は、降圧薬内服期間中、なるべく毎日測定し、習慣化して長期間続けましょう。

家庭血圧の値を判定するには、まず1週間(または1ヶ月)の平均値を求めます。5年ぶりに改訂された新しい「高血圧治療ガイドライン2009」では、どこまで血圧を下げたらよいかを示す降圧目標値について、家庭血圧の値も設定し、診察室での血圧より、「5」低く、高齢者では「上が135、下が85未満」、若年者、中年者では「上が125、下が80未満」と決めています。

血圧は、環境に左右されやすいので、診療室という特殊な環境よりも、毎日決まった環境で測定できる家庭血圧のほうが参考になります。高血圧と言われたら、脳卒中や心臓病などの予防を目的に、家庭血圧を測定し、高血圧の治療を始めましょう。

大石順子 (社)静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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