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水が健康にいい理由---熱中症や脳梗塞防ぐ 朝晩1杯ずつ摂取

平成21年3月10日掲載

質問

生水を朝晩コップに一杯のむと健康によいと聞きました。水分補給には白湯、お茶、コーヒーなどほかにもあります。生水がいい理由はありますか。一度煮沸した水では効果がないでしょうか。

回答

生きていくために「水」は欠くことのできない存在ですが、摂取量が不十分であるため、健康への障害が多くの悲劇を引き起こしています。例えば、児童生徒等を中心にスポーツなどに伴う熱中症による死亡事故や、中高年で多発する脳梗塞・心筋梗塞なども水分摂取量の不足が大きなリスク要因のひとつとなっています。

そこで、厚生労働省が後援する「健康のため水を飲もう推進委員会」では、(1)こまめに水を飲む習慣の定着、(2)「運動中には水を飲まない」などの誤った常識をなくし、正しい健康情報を普及する、(3)水道など身近にある水の大切さの再認識、を行い、「健康のため水を飲んで、熱中症や脳梗塞などの重大な事故から尊い人命を守る」運動を全国で広く展開しています。平成20年度は、「目覚めの一杯、寝る前の一杯。しっかり水分、元気な毎日!!」というキャッチコピーを作成しました。

水分は、砂糖や塩分などの濃度が高いと、吸収までの時間が長くなり、アルコールや多量のカフェインを含む飲料は、尿の量を増やし体内の水分を排せつしてしまうので、水分補給としては適しません。

多くの方で水分は不足気味です。水道水や湯冷ましなどの適切な水分をコップで2杯(朝と晩)飲んで、一日に必要な水の量を確保しましょう。

大石順子 (社)静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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