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薬の効かないインフルエンザが心配---Aソ連型、吸入薬が有効

平成21年3月5日掲載

質問

9才の娘ですが、先日、B型インフルエンザにかかりました。今、学校でAソ連型が流行っているようなのですが、また、かかることはありますか?薬が効かないインフルエンザが出現したと聞き心配です。

回答

インフルエンザのウイルスには、A型、B型、C型に大きく分類され、A型はさらに「A香港型」、「Aソ連型」のように、国の名前のついた名称で呼ばれることが一般的です。

同じシーズン中に複数のウイルスが流行した場合、B型インフルエンザにかかった後にA型インフルエンザにかかったり、A型とB型同時にかかったり、同じA型でもソ連型にかかった後に香港型にかかる可能性もあります。いったん回復しても気を抜かずに注意してください。

また、今冬、静岡県で流行したインフルエンザのうち、Aソ連型ウイルスが、インフルエンザ治療薬のオセルタミビル(商品名:タミフル)が効かない、あるいは効きにくい「耐性ウイルス」であることがわかりました。しかし、専用の器具を使って吸入する薬のザナミビル(商品名:リレンザ)を使用すれば効き目があることがわかっています。

インフルエンザにかからないためには、毎年、流行前にワクチンを接種しましょう。今シーズンもワクチン株は類似株であったことから、ワクチンは有効であると考えられます。そして、外出後の手洗いとうがい、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけてください。

大石順子 (社)静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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