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ヤーコンの利用法は---生でサラダ、焼く、煮るも 整腸作用や便秘改善期待

平成21年2月25日掲載

質問

ヤーコンをたくさんもらいました。どのような効用があるか、またカロリーや食べ方について教えてください。

回答

ヤーコンは別名をアンデスポテトと言い、食用いも類として利用されます。南米アンデス山地原産のキク科の多年草本で、見た目はキクイモに似て、黄色い花が咲きます。1984年に日本に持ち込まれて栽培試験が開始され、適応性が広く作りやすい作物として、今では4~5月に塊茎を植え付け、秋から冬に収穫されています。

地下に1個200グラム前後のさつまいもやダリアに似た形のいも(塊根部)を数個付け、これを食用にします。いもの形をしていますが、水分とフラクトオリゴ糖が多く、たんぱく質、でんぷんが少なく、カロリーが少ないという特徴を持っています。フラクトオリゴ糖は、難消化性のため整腸作用があり、便秘の改善が期待されます。

貯蔵により、甘みが増し食べやすくなりますが、フラクトオリゴ糖は減少しますので、健康機能性を重視したい場合は鮮度のよいうちに食されるのがよいでしょう。

ヤーコンには、なしやれんこんのような歯ごたえがあるので、サラダや酢の物等の生食に適し、また、和え物・炒め物・揚げ物・煮物にも幅広く利用できます。あくが強いので、切った後はすぐに酢水等にさらしたり、熱湯でしばらくゆでてから調理するとよいでしょう。

アンデス生まれで日本に定着した野菜にトマトがありますが、ヤーコンも野菜として上手に食卓に取り入れて活用してください。

大石順子 (社)静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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