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花粉症対策について---早めにアレルギー薬服用 症状に応じた薬物療法

平成21年1月15日掲載

質問

31才男性。昨年の春は花粉症で鼻と目の症状が辛く悩まされました。早めの準備がよいと言われましたが、今シーズンの花粉飛散予測や対処法について教えてください。

回答

2009年春のスギ・ヒノキ科花粉飛散量は、前年夏の降水量や日照時間と密接な関係があります。日本気象協会の予測は、東海から西日本は2008年と比べると非常に多くなると発表しています。

スギ花粉の飛散開始時期は、例年並みかやや早くなると予想され、東海では2月10日頃と言われています。

花粉症は花粉という異物が侵入することにより体が反応して鼻や目の症状を引き起こす病気です。そのため、なるべく花粉が体に入ってこないようにする工夫や注意が大切です。

花粉症治療の中心になるのは薬物療法で、使用する時期や症状に応じて、初期療法、導入療法、維持療法が行われます。

初期療法では、花粉の飛び始める2週間くらい前から症状を抑える薬(抗アレルギー薬)の使用を始め、シーズン中も継続するとより高い効果が期待できます。

症状が強くなってしまってからは、経口ステロイド薬の一時的(一週間以内)な服用や、鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)などの導入療法を始めます。

その後、初期療法や導入療法で症状が抑えられた状態を保つために維持療法が勧められます。

もはや国民病といわれている花粉症ですが、テレビやインターネットで気象・花粉情報を入手するなど、積極的に自分でできることに取り組み、つらいシーズンを乗り切りましょう。

大石順子 (社)静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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