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受験生のインフルエンザ対策 念のため2回予防接種 手洗い、うがいも徹底

平成20年11月18日掲載

質問

中3の娘の受験シーズンが近づいてきました。それに備えてインフルエンザワクチンの接種を考えているのですが、いつ頃接種すれば良いですか? 11ケ月の息子もいますが家族全員が接種すべきでしょうか。

回答

インフルエンザワクチンは、個人差はありますが、その効果が現れるまでに通常約2週間程度かかり、約5カ月間その効果が持続するとされています。13歳以上の場合、 1回または1から4週間の間隔をおいて2回接種することになっていますが、受験生ですから2回接種をした方が良いでしょう。2月の受験シーズンに合わせるには、1月上旬に2回目を打っておく必要があるため、12月上旬までに1回目を打つのがよいのですが、風邪気味などで打てないこともあるので、余裕を持って11月中旬までに1回目を打っておいた方が安心です。

インフルエンザの予防注射は、感染の予防効果というよりも、感染したときの重症化を防ぐということのほうが主な目的とも考えられます。しかし、受験生と身近で接する家族の方も「インフルエンザをうつさない」という考え方から、ワクチンの接種が勧められます。

ただし、1歳未満の乳児の場合はインフルエンザワクチンの有効性を示す確証は認められていないので、現実的には、乳児以外の家族全員が注射し、乳児を人ごみの中に出さないことなどが確実な方法になります。

インフルエンザの予防には、ワクチン接種だけでなく手洗い、うがいも徹底して下さい。

大石順子 社団法人静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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