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膣カンジダに市販の薬は 4月から薬局で再発治療薬

平成20年7月9日掲載

質問

34才女性。膣カンジダと診断され治療しましたが、ストレスがたまり、同じような症状がでてきました。忙しくてすぐには病院に行けないのですが、市販の薬(OTC医薬品)で治療はできませんか。

回答

膣カンジダとは、カンジダ菌という真菌(カビの仲間)によって起こる膣炎ですが、菌が存在するからといって必ず発症するとは限りません。疲労などによる抵抗力の低下も誘因の一つで発症する疾患です。

膣カンジダにかかると、外陰部のかゆみと、おりものの見た目や量に変化がおこり、ときに、外陰部の熱感、痛み、腫脹感も伴います。おりものの性状は、 膣カンジダ特有のおかゆ(カッテージチーズ)状や白く濁った酒かす状となります。一度膣カンジダの診断・治療を受けると、そのかゆみの程度やおりものの違いから、2回目以降は膣カンジダだと自分で判断することができるようになる方も多いため、今年4月、日本で初めて薬局で買える膣カンジダの再発治療薬として、医療用成分イソコナゾール硝酸塩の膣錠(商品名:メンソレータムフレディCC膣錠)が発売されました。

使用期間は6日間ですが、3日間使用しても症状の改善がみられないか、6日間使用しても症状が消失しない場合は医師の診療を受けてください。

膣カンジダを再発した場合には、パートナーに膣カンジダに感染した旨を伝え、パートナーの方は陰部のかゆみ、発赤等の不快症状があれば、すぐに医師の診療を受けるなど、生活上の注意も守りましょう。

大石順子 社団法人静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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