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OTC医薬品とは いわゆる市販薬、有効活用に期待

平成20年7月2日掲載

質問

テレビや新聞で「OTC医薬品」という表現を目にしますが、一体どんな薬ですか?「ジェネリック医薬品」とはどう違うのですか?

回答

医師の診察を受け、処方せんによって病院や薬局で受け取ることができる薬を「医療用医薬品」といいます。これに対して、風邪薬や胃腸薬など、処方せんがなくても薬局・薬店で買うことのできる薬を「一般用医薬品」といい、昔から大衆薬、家庭薬、市販薬あるいは売薬(ばいやく)などと呼ばれていました。昨年頃からは、欧米では以前から用いられてきた「カウンター越しに (Over The Counter) 薬局や薬店で買える薬」という意味のOTC医薬品と呼ばれるようになってきました。

一方、ジェネリック医薬品とは、基本的には処方せんを必要とする「医療用医薬品」であり、先発医薬品の特許期間を過ぎてから発売される後発医薬品を指します。

超高齢化社会を目前としたわが国においては、生活習慣病の予防や治療が大変に重要となってきています。普段から自分の健康は自分で管理するという「セルフ・メディケーション」の必要性が叫ばれ、そのために、一般用医薬品の有効活用が見直されています。2009年度からOTC医薬品はリスクの程度に応じて第1から3類医薬品に分類され、そのグループごとに専門家によるアドバイスを受けて購入することになります。

軽い風邪や胃が疲れたときなどは、正しい知識でOTC医薬品を賢く使う消費者になりましょう。

大石順子 社団法人静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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