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後発医薬品にしたい 処方せんを薬局へ 可能なら薬剤師が説明

平成20年4月15日掲載

質問

52歳の男性。4月1日から薬の処方せん様式が変わり、今までよりも安いジェネリック医薬品(後発医薬品)を使うことができるようになったと聞きました。どのように変わったのですか?また、ジェネリックにしたい場合はどうしたらいいのですか?

回答

先発医薬品(新薬)は開発から20から25年たつと特許が切れて、特許を持たない会社も国の承認を得て製造できるようになります。特許失効後に、他の製薬会社が、新薬と同じ有効成分で製造した薬が、後発医薬品(ジェネリック医薬品)です。後発医薬品は、新薬ほど開発費がかからないため、価格が安い長所があります。

後発医薬品の使用促進のため様式を変更し、4月から処方せんの備考欄の「後発医薬品への変更に関わる『保険医署名』欄」が変更され、ここに医師の署名があるときは、後発医薬品への変更は不可能ですが、署名がないときは、患者さんの希望によって、後発医薬品に変更できるようになりました。

診察後に交付された「署名なし」の処方箋を薬局に持っていくと、薬剤師から「この薬には後発医薬品があります。変更も可能ですがどうしますか?」と聞かれます。患者さんが後発医薬品を選択する場合、先発医薬品との価格(負担額)のちがいや品質などについて薬剤師から適切な説明が行われます。

なお、後発医薬品の使用による体調変化や副作用などを心配する患者さんは短期間、後発医薬品を試すことができるようになっています。

いずれにしても後発医薬品を試したい場合は、薬局に相談してください。

大石順子 社団法人静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター主幹

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