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スポーツファーマシストの誕生---ドーピング防止や啓発担う

平成22年4月8日掲載

熱戦が繰り広げられたバンクーバーオリンピックでは、厳罰が科せられるようなドーピング違反はゼロで、クリーンな大会が実現しました。

実は、日本国内におけるドーピング違反も、意図的に競技能力を高める悪質なものはほとんどありません。不注意によって禁止薬物を使用してしまう「うっかりドーピング」が大多数を占めます。

例えば、競技大会中に選手が市販されている漢方薬だから大丈夫だろうと思ってかぜ薬の葛根湯(かっこんとう)を買って服用したら、成分に麻黄(まおう)が含有されていてドーピング違反になったというような例です。選手や指導者がかぜ薬の成分の麻黄には禁止物質であるエフェドリン類が含まれていることに気づくのは結構難しいことですが、薬剤師であればすぐに気がつきます。

そこで、財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が、薬剤師にドーピング防止規則や関連するスポーツの知識をつけてもらい、「薬」という観点からスポーツを支えてもらうため、世界初の制度である「公認スポーツファーマシスト認定制度」(注:ファーマシストは薬剤師の意味)を設立しました。

静岡県では現在2名のスポーツファーマシストが認定され、今後も、続々、誕生することになります。スポーツファーマシストの活動は、ドーピング防止活動とその啓発活動を中心に、薬やサプリメントを服用するスポーツ選手や愛好家に対してアドバイスすることです。ドーピングについてわからないことがあればスポーツファーマシストにお問い合わせください。

静岡県薬剤師会 医薬品情報管理センター 所長 大石 順子(公認スポーツファーマシスト)
静岡県薬剤師会 医薬品情報管理センター
所長 大石 順子
(公認スポーツファーマシスト)

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