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一年中起こりうる花粉症---飛散開始から内服薬を

平成22年1月14日掲載

花粉症の症状は、よく知られたくしゃみ・鼻汁・鼻閉・目の痒みの他、顔面の赤み・腫れなどの皮膚症状だけでなく、頭痛・微熱・倦怠感などの全身症状が生じることもあります。原因となる花粉にはスギ(2~4月)の他、ヒノキ(4~5月)、イネ科のカモガヤ(6~8月)、キク科のヨモギ・ブタクサ(8~10月)などもあり、一年中起こりうる病気です。また喘息やアトピー性皮膚炎などが悪化したりすることもあります。

治療としては花粉の回避が第一ですが、薬物療法としては、初期治療が最も有効です。花粉飛散開始とともに内服薬を開始し、花粉飛散終了時まで毎日服薬することが大切です。治療薬としては、抗アレルギー薬の内服薬(薬の特徴から5種類程度に分類されます)の他、点鼻薬や点眼薬も併用する場合もあります。

副作用として、内服薬には眠気の出やすいものがありますので、車の運転をする場合は注意が必要です。点鼻薬で鼻の血管を収縮させるタイプのもの(市販薬に多い)は、即効性がありますが、連用すると鼻の粘膜を肥厚させ鼻づまりが酷くなることがあるため注意が必要です。

薬により、効き方も副作用の出方も違うので、自己判断せず耳鼻科等の専門医へ受診することをお勧めします。診療科により処方に差があります。最近では眠気のほとんど出ない内服薬や、1日1回の噴霧で効くステロイド点鼻薬もあります。適切に治療して、快適な日々を送っていただきたいものです。

静岡県薬剤師会会員 柴田 悠喜
静岡県薬剤師会会員
柴田 悠喜

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