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13.ビタミン摂取で疾病予防

平成19年8月24日掲載

現在13種類のビタミンが知られていますが、このうちビタミンA、ビタミンD、ビタミンE 、ビタミンKは脂溶性ビタミンと言われ、主に生体膜、骨、血液などに分布して生理作用を発揮します。一方ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6 、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンは、水溶性ビタミンB群といわれており、エネルギー産生や物質代謝に関与しています。ビタミンCも水溶性ビタミンで、皮膚や血管に作用し、体内の酸化防止に役立っています。
その他、ミネラルの吸収にも関係しています。例えば骨の形成に重要なカルシウムが効率よく吸収されるには、ビタミンD、ビタミンC、ビタミンKが必要です。また、血液の成分である鉄の吸収にはビタミンB6 、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCの摂取が欠かせません。
近年、ビタミンを摂取する人が増えています。水溶性ビタミンは過剰に摂取しても尿に排泄され、体内に蓄積することはありませんが、脂溶性ビタミンは肝臓などに蓄積して副作用を生じるため、注意が必要です。たとえばビタミンAの過剰摂取では悪心、嘔吐、頭痛などがあり、ビタミンDの過剰摂取では高カルシウム血症による腎障害が起こる場合があります。
ビタミン剤を摂取する際は専門家に相談して、自分に必要なビタミンを必要量摂りましょう。頭痛には多くの種類があり、治療にはその鑑別が重要になってきますが、症状が軽い頭痛の場合、多くの方が薬局にて頭痛薬を購入して対応されているようです。

静岡県薬剤師会
広報活動委員 笠原久美子

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