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12.医師の処方で頭痛改善

平成19年8月17日掲載

頭痛には多くの種類があり、治療にはその鑑別が重要になってきますが、症状が軽い頭痛の場合、多くの方が薬局にて頭痛薬を購入して対応されているようです。

市販の頭痛薬には、鎮痛消炎作用のあるアスピリン、イブプロフェン、アセトアミノフェンなどが主成分として含まれています。さらにこの作用を強める目的で無水カフェインやブロムワレリル尿素など、また、胃の負担を和らげるために合成ケイ酸アルミニウムなども配合されている製剤もあります。使用するにあたって、アレルギー歴、合併症、併用薬、妊娠・授乳の有無、15歳未満の小児であるか、などを薬剤師に告げ、避けるべき成分をチェックしてもらいましょう。

市販薬を適切に使用しても効果が得られない場合は、筋肉の緊張を取る薬や片頭痛の原因となるセロトニンをブロックする薬が必要になります。また、ストレスや不安が強い場合は頭痛でも安定剤を服用した方がいい場合もあります。今まで仕方がないとあきらめていた人も医師の診断のもとで原因に合わせて処方してもらうとずいぶん頭痛から解放されるようになります。とくに片頭痛の痛みには市販の痛み止めは効果がないのですが(混合型といって片頭痛の後に緊張性の頭痛を起こすタイプの場合は効くこともある)、処方薬ならだいぶコントロールすることができます。
最近では、市販薬の飲みすぎで頭痛が起きてしまう「鎮痛剤誘発性頭痛」も問題になっていますので、市販薬は目安として月に十日以上は服用しないようにしましょう。

静岡県薬剤師会
広報活動委員 林隆志

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