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9.滋養強壮薬の頼り過ぎ注意

平成19年7月27日掲載

普段「お世話になっています」という方も多いかと思います。虚弱体質、肉体疲労、食欲不振、病中・病後の栄養補給、体力増強、眼精疲労、加齢やストレスによる精力減退等に用いられている薬を総称し、滋養強壮薬といいます。

滋養強壮薬には、生薬を主に配合した薬、カルシウムを主に配合した薬、ビタミンを主に配合した薬、アミノ酸を主に配合した薬と薬用酒などがあります。巷には1,000種類以上の滋養強壮薬が市販され、その数は市販薬の中でも群を抜いています。

それだけ多くの人が使用していることを物語っているわけですが、注意しておきたいことは病気の治療薬ではないということです。

滋養強壮薬は、体に必要な栄養分を補い、身体機能を活発化し、安定した状態に保つための薬剤です。目の疲れや肩こりを感じる方、かぜなどの際の体力消耗やだるさ、激しい運動や仕事の疲労などの回復に活用しましょう。ただし、滋養強壮薬に頼り過ぎないことや過剰服用には気をつけてください。また、特定の病気が原因で「疲れが取れない」こともあります。そのような病的な疲労と思われる時は迷わず受診しましょう。

普段から「睡眠」「ストレス」「食事」の3つをキーワードに、規則正しい生活を心掛け、疲れをためないように生活スタイルを改善しましょう。また、他の薬を服用している場合には、滋養強壮薬の併用による副作用が出る場合もあります。購入の際は、お店の薬剤師に相談の上、お薬を選びましょう。

静岡県薬剤師会
専務理事 落合泰

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