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8.発毛剤、症状に合わせて

平成19年7月20日掲載

ヘアーサイクルは正常な場合には、成長期(2から6年)、退行期(2から3週間)、休止期(3から4カ月)と進み、やがて脱毛します。発毛剤や育毛剤はこのヘアーサイクルに作用して髪を太くしたり、脱毛の進行を遅らせたりします。

市販されている発毛剤にはミノキシジル(商品名:リアップなど)があります。もともと血管拡張作用を有する医薬品として開発されましたが、体の毛が濃くなるという副作用が着目され発毛剤としてアメリカで市販されました。日本では平成11年、初めて発毛用のOTC(市販薬として発売する医薬品。)として発売され、現在では女性用も市販されています。

脱毛の程度が軽い場合は、塩化カルプロニウム(商品名:カロヤンなど)や生薬エキスなどの成分を含んだ育毛剤を選択することになります。髪の毛が薄くなってきたとお悩みのときは薬剤師に相談してみましょう。

男性型脱毛症(AGA)の場合は、発毛剤のフィナステリド(商品名:プロペシア)の効果が期待できます。ただし、医療用の医薬品ですので受診して、医師に相談してください。

毛髪用剤は育毛にとって補助的なものです。スキンケア(清潔の保持、乾燥の防止、紫外線からの保護、低刺激シャンプーの使用)を行った上で使用しましょう。男性女性ともに薄毛を気にすることでQOL(生活の質)まで低下してしまいます。また、脱毛は精神的ストレスでも起こります。気持ちにゆとりのある生活を心がけバランスの良い食事を規則正しくとり睡眠も十分にとることをおすすめします。

静岡県薬剤師会
広報活動委員長 町田勇司

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