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5.ニコチン置換療法で禁煙

平成19年6月29日掲載

タバコをやめたいが、なかなかやめられない。それは、タバコに含まれている有害物質の1つであるニコチンに依存作用があり、離脱症状があらわれるからです。離脱症状とは、タバコが吸いたい、イライラする、落ち着かない、頭痛がするなどのいわゆる禁断症状です。

こうした離脱症状を和らげ、禁煙に成功するための方法がニコチン置換療法です。これは、タバコを吸う代わりにニコチンが含まれているガムや貼り薬などを使用することで、徐々に体内のニコチン量を減らしていくというものです。

現在、ニコチン置換療法には、貼り薬(ニコチンパッチ)とガムがありますが、薬局で購入できるものは、ニコチンガム(商品名:ニコレット)です。ニコチンガムは、ふつうのガムと違い、速くかむと口内、のどの刺激感などの症状が出やすくなるので、ゆっくりと時間をかけて噛んで使います。その後頬と歯茎の間にしばらく置き、約30から60分間繰り返した後、紙等に包んで捨てます。

主な副作用は、口内炎、のどの痛み、吐き気、胸やけ、食欲不振、下痢などがあらわれることがあります。重い心臓病や脳血管障害を患っている方、妊娠中の方は使用することができません。また薬を服用している方、病医院にかかっている方は、医師に相談してください。義歯の方も注意が必要です。3か月を超えて継続する場合も医師、薬剤師に相談してください。

ニコチンパッチは、医師の処方せんが必要な薬です。昨年から、一部の施設で禁煙治療が保険適用となりました。
ニコチンガムやニコチンパッチは、使うだけで禁煙が成功するわけではありません。医師、薬剤師に相談の上で正しく使用してください。

静岡県薬剤師会広報活動
副委員長 品川彰彦

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