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2.胃薬の服用法で効果に違い

平成19年6月8日掲載

どんな症状がある時に胃の薬を薬局・薬店で購入しようとするでしょうか?

一口に胃の薬といっても、薬局・薬店の店頭ではいろいろな種類の薬が並んでいます。健胃薬は、胃に刺激を与えて、胃の動きを活発にし、食欲不振、もたれ、胸やけなどの症状を緩和します。制酸薬は、余分な胃の酸を中和し、胸やけや胃の痛みなどの症状を緩和します。また、鎮痛・鎮痙薬は胃腸の異常な運動を抑えて痛みなどを緩和し、消化薬は食物の消化を助けます。

「なんとなく食欲が無い」、「もたれる」、「酸っぱいものがあがってくる」、「胃が痛い」等の症状はどのような胃の薬を選んだら良いでしょうか?「コマーシャルでよく見るし、症状もコマーシャルで説明している症状と似ている。」などといって、胃の薬を購入していませんか?

前述したとおり、同じ胃の痛みでも制酸薬と鎮痛・鎮痙薬とでは、痛みを止めるメカニズムはまったく違います。胃の痙攣で痛いのに制酸薬を服用しても期待する効果が得られません。

また、購入した胃の薬が苦くてオブラートで包んで服用していませんか?

健胃薬はその特徴のある苦味と香りで胃に刺激を与え、胃の働きを活発にしているのに、オブラートで包んでしまったら効果が半減してしまいます。

薬剤師は来局した患者さんの訴えから、症状にあった胃の薬を選び、最も効果が期待できる服用の仕方を説明します。勝手な自己判断をしないで薬剤師にご相談ください。また、普段から服用している薬や健康食品・サプリメントがある場合も、かならず一緒にお話ください。その結果として、医師への受診をお勧めする場合もありますが、きっと、あなたの症状とあなた自身にあった胃の薬をお選びします。

静岡県薬剤師会
副会長 明石文吾

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