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1.一般薬の知識正しく

平成19年6月1日掲載

60年前の日本人の平均寿命は50歳位でしたが、医学と薬学の進展が大きく貢献し、現在では男性78歳、女性84歳と世界一の長寿国になりました。

平均寿命が50歳の頃は、国民病といわれた結核に代表される細菌による感染症により多くの命が奪われていました。アオカビから発見されたペニシリンは肺炎等の感染症に劇的な効果を発揮し、その後、細菌に有効な薬(抗生物質)が数多く開発されました。死亡率の高かった結核も効果のある抗生物質が開発されて、若い命が救われるようになりました。

また、胃潰瘍は優れた医薬品が開発され薬物治療で治るようになり、手術を行うことは激減しました。多くの医薬品が開発され血圧、コレスレテロールや糖尿病のコントローが確実に出来るようになりました。

薬は私たちが健康を守るために大きな貢献をしていますが、薬には副作用や相互作用等マイナスの作用があります。薬の両面性を十分に理解して使用することが重要です。医薬品は処方せん薬と一般薬(大衆薬)に分類され、処方せん薬は医師の処方により薬剤師が調剤し、一般薬は薬局等で購入する薬です。

私たち薬剤師の仕事は処方せんによる調剤を行い、患者さまの的確な薬物治療に対処すること、そして、一般薬を利用する方々に対して薬を安全に使用するために的確なアドバイスを行い、医師の診察が必要と判断すれば受診をお勧めする等の使命があります。

シリーズでは一般薬について正しい知識を持っていただくよう紹介していきます。

静岡県薬剤師会
会長 齊藤文昭

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