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21.喫煙は病気、治療が必要

平成18年3月13日掲載

喫煙者への禁煙指導が4月から本格化する。

タバコの害については、喫煙者自身への健康被害にとどまらず、むしろ喫煙者の周りの人が受ける受動喫煙の方が被害が大きいとして、2003年5月に施行された「健康増進法」には受動喫煙の防止が明記され、公共施設や職場の多くで禁煙となりました。

また昨年秋、タバコを吸うのは「ニコチン依存症と関連疾患からなる喫煙病」であり、患者(喫煙者)には「積極的禁煙治療を必要とする」という日本循環器学会など9学会の合同研究班による、一般医師向けの初の診療指針『禁煙ガイドライン』が出され、この4月から一定の条件を満たす喫煙者は公的医療保険により禁煙指導を受けることができるようになります。

生活習慣で引き起こされる病気の原因のうち、タバコは予防できる最大単一の原因です。禁煙で得られる効果は計り知れないのです。

家の外やベランダで、小さくなってタバコを吸っている方々、これを機会に禁煙に挑戦しませんか。薬局もニコチンガムの販売やニコチンパッチの調剤とあわせて禁煙指導によるサポートをします。(注:ニコチンパッチの調剤は医師の処方せんが必要です。)

薬の中には、タバコの煙に含まれる種々の化学物質によって肝臓の薬物代謝酵素が誘導されると効果が減弱するものや、主成分のニコチンが薬に直接影響を与えるものもあり、薬とタバコの相互関係にも気をつけなければいけません。薬を服用中に禁煙を決意する方は、医師や薬剤師にご相談ください。

静岡県薬剤師会 広報情報委員 高倉三智子
静岡県薬剤師会
広報情報委員 高倉三智子

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