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17.風邪薬 体質に合うもの選ぶ

平成18年2月6日掲載

風邪薬の選び方と買うときの注意について助言する。

病院で医師が処方する薬に比べ、薬局・薬店で自由に購入できる薬は作用が比較的ゆるやかに作られていますが、副作用や飲み合わせの危険があることに変わりありません。

例えば、のどや鼻の炎症を鎮める「塩化リゾチーム」は、卵白から抽出される成分で、卵アレルギーのある人は飲んではいけません。また、緑内障や前立腺肥大症などの持病がある人にも注意が必要な成分がありますが、素人にはわかりにくく、迷うことがあります。

そもそも風邪薬は、風邪を引いたことで起こる「症状の緩和」のための薬で、「治す」薬ではありません。発熱は体がウイルスと戦っている免疫反応で、この他、せきも鼻水も体の防御作用です。せきが出るなら「せき止め」というように、症状に合った薬を服用することが大切です。

そのためには、行きつけのかかりつけ薬局、顔なじみのかかりつけ薬剤師を作るといいでしょう。薬剤師は、「発病からの経過」、「主な症状」、「服用者の性別・年齢」、「アレルギー歴」、「病歴」、「服用中の薬の有無」などを持参していただいた『お薬手帳』などで確認し、的確に薬を選ぶことができます。また、飲み方や生活について助言し、症状や病歴によっては病院での受診を勧めることもあります。

また、葛根湯などの漢方薬は、作用が穏やかと思われがちですが、アレルギー反応や副作用も報告されています。症状や体質に合ったものを選ぶのは同じです。

薬剤師に持病などを知ってもらい、風邪薬だけでなく気軽に薬のことを聞いてみましょう。

静岡県薬剤師会 広報情報委員 勝又壮一
静岡県薬剤師会
広報情報委員 勝又壮一

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