このページのトップ

現在の位置: トップページ薬剤師と薬局薬剤師に聞こう › 2.救急箱の中身、点検を



ここから本文です

2.救急箱の中身、点検を

平成17年10月3日掲載

熱が出たのであわてて救急箱を開けてみたら、使用期限が切れた何だか得体の知れない薬ばかり・・・。そんな経験をしたことはありませんか。いつ起こるかわからない家庭や会社での事故や災害に備え、救急箱の中身はしっかり把握しておきましょう。

チェックする時に、特に気をつけていただきたいのは、鼻炎用薬、かぜ薬及び咳とたんの症状を和らげる薬に配合されている可能性がある塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)という成分です。高血圧、心臓病、甲状腺機能障害、脳出血を起こしたことがある人が服用すると、極めて低い確立ですが、脳出血を起こすおそれがあります。現在ではこの成分を含まない製品に切り替わり販売されていますが、もし、PPAの含まれている製品を救急箱の中に見つけたら、お近くの薬局やかかりつけの薬剤師に相談してください。

救急箱の薬を揃える時は、安いからといって大きな包装のものを買い込んで配置しておくのではなく、小さな包装のものをこまめに購入しましょう。そして、直射日光があたらず湿気のない涼しい所、子どもの手の届かない所で、いざという時にはすぐに取り出せる所に保管してください。

また、医療機関で治療を受けられている方は、突然の震災でかかりつけの病院の機能が停止したり、主治医の先生が不在になることが予想されますので、お薬の説明を書いたお薬情報提供用紙やお薬手帳を救急箱や非常持ち出しリストに加えておくことをお勧めします。

静岡県薬剤師会医薬品情報管理センター 室長 大石順子
静岡県薬剤師会医薬品情報管理センター
室長 大石順子

このページの先頭へ戻る